構造計算プログラム開発会社のヒアリング
構造システムとユニオンが参加してるが概要に両者の区別が無く、大臣認定ソフト販売会社
の統一見解として見ると
>②自主的にメルマガ等により利用者に通知
バグに関してサポート会員と非会員で差を付けている。バグには素早い対応が必要なのに
そうではない。
>④ プログラムにはバグがつきものであること・・損害等には責任を負いません。
プログラムの常套文句だが、今回のような偽造に適合出来る条項になってた。
>2 使用者に対する教育
>使用方法の説明
これが十分になされていない。
>6 構造計算プログラムによるモデル化等の限界
ネット上でモデル化注意点などを公開すべきと思う
>7 大臣認定の意義
>④ 大臣認定プログラムを過信した
>2,3年すれば、業界全体が非常によくなると思う。
過信したのは確かだが、信頼よりブラックBOX化したソフトに対して無気力感があったように
思える。
2,3年で業界全体がよくなるとはスキルアップの意味だが、ソフト会社のデフォルト指定が
多くなるだけの事と感じる。
>8 建築分科会基本制度部会中間報告
>プログラムはツールであり
正にその通りであり、審査側はこれを意識すべきである。
>⑤ 偽装防止対策としての電子認証
設計者、審査側共にプログラムは道具である意識があればその必要は無い。
>ヒアリング結果についての委員所感<小谷座長代理>
>(6)大臣認定プログラムではないプログラムにより構造計算をして、建築確認
>用の構造計算書を提出すると、建築確認検査をする担当者が手計算による構
>造解析を求めるような理不尽があり、大臣認定プログラムへの依存度が高く
自作ソフトを作る人こそが構造を理解しているのであり、排除すべきでは無い事、
及びソフト作成者は見やすい、手で数値を追えるような出力形式にすべきである。
>ヒアリング結果についての委員所感<野城委員>
>1 入力モデルの全体を傭撤しチェックするためのユーザーインタフェースが
>必ずしも備えられていないこと
>2 確認検査機関が、全体を備轍できるような出力(曲げモーメント図)など
>が用意されているわけではないし、そのような要望が確認検査機関からよせ
>られたことがないこと
見やすい計算書を設計者は心がけるべきであり、審査側はモーメント図や変位量図
の意義を改めて認識すべきではなかろうか。