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(有)コラムデザインシステムのコラム

国交省3月13日から

構造計算プログラム開発会社のヒアリング

構造システムとユニオンが参加してるが概要に両者の区別が無く、大臣認定ソフト販売会社

の統一見解として見ると

>②自主的にメルマガ等により利用者に通知


バグに関してサポート会員と非会員で差を付けている。バグには素早い対応が必要なのに

そうではない。


>④ プログラムにはバグがつきものであること・・損害等には責任を負いません。


プログラムの常套文句だが、今回のような偽造に適合出来る条項になってた。

>2 使用者に対する教育
>使用方法の説明

これが十分になされていない。


>6 構造計算プログラムによるモデル化等の限界

ネット上でモデル化注意点などを公開すべきと思う

>7 大臣認定の意義
>④ 大臣認定プログラムを過信した
>2,3年すれば、業界全体が非常によくなると思う。

過信したのは確かだが、信頼よりブラックBOX化したソフトに対して無気力感があったように

思える。

2,3年で業界全体がよくなるとはスキルアップの意味だが、ソフト会社のデフォルト指定が

多くなるだけの事と感じる。


>8 建築分科会基本制度部会中間報告
>プログラムはツールであり

正にその通りであり、審査側はこれを意識すべきである。


>⑤ 偽装防止対策としての電子認証

設計者、審査側共にプログラムは道具である意識があればその必要は無い。


>ヒアリング結果についての委員所感<小谷座長代理>
>(6)大臣認定プログラムではないプログラムにより構造計算をして、建築確認
>用の構造計算書を提出すると、建築確認検査をする担当者が手計算による構
>造解析を求めるような理不尽があり、大臣認定プログラムへの依存度が高く

自作ソフトを作る人こそが構造を理解しているのであり、排除すべきでは無い事、

及びソフト作成者は見やすい、手で数値を追えるような出力形式にすべきである。


>ヒアリング結果についての委員所感<野城委員>

>1 入力モデルの全体を傭撤しチェックするためのユーザーインタフェースが
>必ずしも備えられていないこと
>2 確認検査機関が、全体を備轍できるような出力(曲げモーメント図)など
>が用意されているわけではないし、そのような要望が確認検査機関からよせ
>られたことがないこと

見やすい計算書を設計者は心がけるべきであり、審査側はモーメント図や変位量図

の意義を改めて認識すべきではなかろうか。
by columndesign | 2006-03-29 08:05 | 耐震偽造
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